「この新築、もう少し安くなりませんか?」
新築建売住宅をご案内していると、価格についてご相談をいただくことがあります。
数千万円という大きな買い物ですから、少しでも安く購入できればと考えるのは当然のことだと思います。
結論からお伝えすると、新築建売住宅は値引き交渉ができる場合があります。
ただし、
「いくらまで下がりますか?」
と事前に聞けば、必ず売主から金額を教えてもらえるわけではありません。
今回は、上尾市で新築建売住宅を検討している方に向けて、
価格交渉をするタイミングや、交渉する前に知っておきたい注意点を、
実際の仲介現場での経験をもとにご紹介します。
■新築建売住宅は値引き交渉できる?
新築建売住宅では、売主の判断によって価格交渉に応じてもらえる場合があります。
ただし、すべての物件で値引きできるわけではありません。
例えば、
・販売を開始したばかり
・すでに価格改定をしている
・他にも購入を検討している方がいる
・問い合わせが多い
・売主が現価格での販売を希望している
このような場合は、価格交渉が難しいこともあります。
反対に、完成してからある程度期間が経過しているなど、
販売状況によっては交渉できるケースもあります。
大切なのは、「建売なら○万円値引きできる」と一律に考えないことです。
■価格交渉はいつする?
基本的には、購入申込み(買付申込)をするときに価格交渉を行います。
例えば、4,000万円で販売されている物件を、
「3,900万円であれば購入したい」
という場合は、その希望条件を購入申込書に記載し、仲介会社から売主へ交渉します。
購入申込みは、
「この条件であれば購入したい」
という意思を売主へ伝えるものです。
そのため、
「まだ買うか分からないけれど、いくらまで下がるか聞いてほしい」
という段階では、売主から明確な回答をもらえないことがほとんどです。
■問い合わせの段階で「いくら値引きできますか?」と聞いても分からない?
これは実際によくあるご質問です。
不動産会社に、
「この物件、300万円くらい下がりませんか?」
と聞けば、その場で答えが分かると思われるかもしれません。
しかし、最終的に価格を決めるのは売主です。
仲介会社が勝手に、
「100万円なら大丈夫です」
「ここまでなら下がります」
と確約することはできません。
もちろん、売主とのやり取りや販売状況などから、
「現在は価格交渉が厳しそうです」
「交渉できる可能性はありそうです」
といった情報をお伝えできることはあります。
ただ、最終的には購入申込みを出して、売主へ正式に相談してみなければ分かりません。
■すでに値下げされている物件はさらに交渉できる?
ここも確認しておきたいポイントです。
新築建売住宅では、販売開始後に価格が変更されることがあります。
例えば、
4,500万円
↓
4,300万円
↓
4,100万円
というように、段階的に価格が変更されている物件もあります。
すでに大きく価格が下がっている場合、売主としても現在の価格が限界に近く、さらに値引きするのは難しいことがあります。
一方で、価格改定されているからといって、絶対に交渉できないとも限りません。
物件ごとの販売状況を確認して判断することが大切です。
■値引きだけを優先すると物件を買えないことも
価格交渉をするときに注意したいのが、ほかの購入希望者の存在です。
例えば、
Aさん:100万円の値引きを希望
Bさん:販売価格のままで購入希望
という2組から同じタイミングで購入申込みが入った場合、売主がどちらを優先するかは想像しやすいと思います。
特に問い合わせの多い物件では、
「少しでも安く買うこと」
を優先した結果、
「買いたかった物件そのものを買えなくなった」
ということも考えられます。
値引き額だけを見るのではなく、
「この物件をどのくらい購入したいのか」
まで考えて、交渉するかどうかを判断することが大切です。
■価格交渉で大切なのは「この金額なら購入する」を明確にすること
価格交渉をするのであれば、
「とりあえず安くなればいい」
ではなく、
「この金額になれば購入します」
という条件を明確にして交渉する方が、売主にも購入意思が伝わりやすくなります。
もちろん、希望金額がそのまま認められるとは限りません。
売主から、
「その金額は難しいですが、○○万円なら可能です」
と回答があり、そこから判断するケースもあります。
だからこそ、購入申込みを出す前に、
・この物件を本当に購入したいのか
・いくらなら購入するのか
・値引きできなかった場合はどうするのか
を整理しておくことをおすすめします。
■値引き交渉は不動産会社に任せて大丈夫?
基本的に、価格交渉は仲介する不動産会社の担当者が、買主様の希望を売主側へ伝えて行います。
その際、担当者は単に希望金額を伝えるだけではなく、
・現在の販売状況
・これまでの価格改定
・ほかの購入希望者の状況
・売主側の反応
など、確認できる情報を売主側へ確認しながら交渉を進めます。
例えば、ほかにも購入を検討している方がいる場合には、無理に大きな値引きを求めることで、購入の機会を逃してしまう可能性もあります。
そのため担当者には、買主様の希望をしっかり伝えることはもちろん、「いくら値引きできるか」だけではなく、その物件を購入できる可能性とのバランスを考えながら交渉することも求められます。
▶ 「上尾市で新築購入、不動産会社は何を基準に選べばいい?」はこちら
■よくある質問
Q.建売住宅は必ず値引きできますか?
いいえ。売主の判断や販売状況によるため、値引きできない物件もあります。
Q.価格交渉はいつするのがいいですか?
基本的には、購入する意思が固まった段階で、購入申込み(買付申込)とあわせて行います。
Q.購入申込みを出す前に値引き額を確認できますか?
売主の考え方や販売状況について確認できる場合はありますが、正式な購入意思がない段階では、具体的な金額について回答をもらえないことがほとんどです。
Q.一度値下げされた物件でも価格交渉できますか?
交渉自体はできる場合があります。ただし、すでに大幅な価格改定が行われている場合などは、さらに値下げするのが難しいこともあります。
■まとめ
新築建売住宅では、価格交渉ができる場合があります。
ただし、
・必ず値引きできるわけではない
・基本的には購入申込み時に交渉する
・すでに値下げされている物件は難しい場合がある
・他の購入希望者がいる場合は慎重に判断する
・「この金額なら購入する」という意思を明確にする
という点は理解しておきたいところです。
「いくら値引きできるか」だけではなく、「その物件を買えるかどうか」まで考えて交渉することが大切です。
■上尾市で新築建売住宅をご検討中の方へ
スマイノコト不動産では、上尾市・桶川市・さいたま市を中心に、新築建売住宅の購入をサポートしています。
気になる物件があり、実際にご見学いただいたうえで、
「この物件を購入したいけれど、価格について相談できるでしょうか?」
「購入申込みをする場合、価格交渉はどのように進めればいいですか?」
といったご相談にも対応しています。
購入したい物件が決まり、購入申込みをいただく際には、物件の販売状況や売主様の状況などを確認しながら、できる限り価格交渉をさせていただきます。
新築一戸建ては、対象物件について仲介手数料無料でご紹介しています。
まだ物件を決めていない段階では、まずは物件探しやご見学からお気軽にご相談ください。
