「住宅ローンの事前審査に通ったので、もう安心ですよね?」
新築一戸建ての購入をご検討中のお客様から、このようなご質問をいただくことがあります。
住宅ローンの事前審査が承認されると、ひとまず安心される方も多いと思います。
しかし、事前審査に通ったからといって、必ず本審査にも通るとは限りません。
実際に、事前審査の承認後に転職していたことが分かったケースもあります。
また、最近では金融機関の担当者から、本審査での物件の担保評価によって、
希望どおりの融資が難しくなる場合があるという話も聞いています。
今回は、上尾市・桶川市・さいたま市周辺で
新築建売住宅の購入をお手伝いしているスマイノコト不動産が、
実際の接客経験を交えながら、事前審査と本審査の違いや注意点について解説します。
住宅ローンの事前審査に通っても、本審査で落ちることはある?
結論からお伝えすると、
事前審査に通っていても、本審査で承認されないことはあります。
住宅ローンには、大きく分けて「事前審査」と「本審査」があります。
事前審査は、年収や勤務先、現在の借入状況、購入予定の物件などをもとに、
住宅ローンを利用できる見込みがあるか確認するものです。
一方、本審査では、提出された書類や購入物件の内容などを、より詳しく確認します。
また、金融機関や商品によっては、団体信用生命保険への加入可否も融資の条件になります。
つまり、事前審査と本審査では、確認する内容や審査の進め方が異なる場合があるのです。
そのため、事前審査で承認されていても、本審査で結果が変わる可能性があります。
実際にあった事例|転職を伝えず、本審査で否決されたケース
スマイノコト不動産で、実際にあった住宅ローンの事例をご紹介します。
あるお客様は、住宅ローンの事前審査が承認された後に、
勤務先を退職し、転職されていました。
しかし、そのことを金融機関にも、弊社にも伝えていませんでした。
お客様は「事前審査は通っているので、黙っていれば銀行には分からないだろう」と考えていたそうです。
ところが、住宅ローンの本審査の際に金融機関から勤務先へ在籍確認が入り、
すでに退職していることが判明しました。
結果として、そのお客様は住宅ローンの本審査で承認を得ることができませんでした。
住宅ローンの審査では、勤務先や勤続年数、収入などが重要な確認項目になります。
事前審査に通っていても、その後に勤務状況が変われば、審査の前提条件も変わります。
ここで知っていただきたいのは、
転職そのものが必ず住宅ローンの否決につながるわけではないということです。
転職後でも住宅ローンを利用できる金融機関はあります。
しかし、転職した事実を金融機関に伝えず、
事前審査のときと同じ条件で本審査を進めることは避けなければなりません。
スマイノコト不動産では、このようなトラブルを防ぐため、
住宅ローンの本審査で承認が下りるまでは、
転職や新たな借入れを控えていただくよう、必ず事前にお伝えしています。
また、本審査の承認後であっても、融資実行までは勤務状況や借入状況の変更に注意が必要です。
転職を予定している場合や、やむを得ず転職することになった場合は、
必ず事前に金融機関や不動産会社へ相談しましょう。
スマイノコト不動産が必ずお伝えしていること
スマイノコト不動産では、住宅ローンの事前審査が承認されたお客様に、
必ずお伝えしていることがあります。
それは、本審査の承認が下りるまでは、
転職や新たな借入れなどを控えていただきたいということです。
例えば、次のような行動には注意が必要です。
- 転職や退職をする
- 自動車ローンを新たに組む
- カードローンなどで新たにお金を借りる
- 家具や家電を分割払いで購入する
こうした行動によって、勤務状況や毎月の返済負担が変わり、
住宅ローンの審査に影響する場合があります。
特に、新居への引越しに合わせて車や家具、家電を購入したいと考える方は少なくありません。
しかし、住宅ローンの審査中は、新たな借入れを伴う買い物について慎重に判断することが大切です。
また、本審査の承認後であっても、住宅ローンの融資実行までは注意が必要です。
勤務先や借入状況などに変更が生じる場合は、
金融機関への申告や確認が必要になることがあります。
やむを得ず転職する場合や、新たな借入れが必要な場合は、
手続きを進める前に相談してください。
本審査では物件の担保評価も重要になる
住宅ローンの審査では、借りる方の年収や勤務状況だけでなく、
購入する不動産の担保評価も確認されます。
担保評価とは、簡単にいうと、
金融機関が購入する土地や建物をどのように評価するかということです。
例えば、4,000万円で販売されている新築一戸建てでも、
金融機関が必ず4,000万円の担保価値を認めるとは限りません。
金融機関は独自の基準で物件を評価するため、
販売価格と担保評価額が異なる場合があります。
最近、金融機関の担当者からも、本審査での担保評価が厳しくなり、
希望する融資が承認されないケースがあるという話を聞きました。
ただし、すべての金融機関で一律に審査基準が厳しくなっているという意味ではありません。
また、担保評価額が購入価格より低いからといって、
必ず住宅ローンが否決されるわけでもありません。
金融機関によって評価方法や融資条件が異なるため、
同じ物件でも審査結果や借入可能額が異なる場合があります。
そのため、住宅ローンを検討するときは、
金利の低さだけで金融機関を選ばず、
購入する物件や借入条件に合っているかも確認することが大切です。
事前審査に通った後、本審査で落ちる主な理由
本審査で結果が変わる理由は、主に次のようなものが考えられます。
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① 勤務先や収入などの状況が変わった
事前審査の承認後に転職や退職をした場合、
勤務状況が変わるため、再確認や再審査が必要になることがあります。
また、収入が大きく変わった場合なども、審査に影響する可能性があります。
② 新たな借入れによって返済負担が増えた
住宅ローンの審査では、住宅ローン以外の借入れも確認されます。
自動車ローンやカードローン、分割払いなどによって毎月の返済額が増えると、
希望する住宅ローンの借入額に影響する場合があります。
③ 物件の担保評価や条件が合わなかった
購入する土地や建物について、金融機関が独自の基準で審査を行います。
物件の内容や担保評価によっては、希望額を借りられなかったり、
融資条件が変更されたりすることがあります。
④ 提出書類と申告内容に違いがあった
本審査では、収入証明書や勤務先に関する書類などを提出します。
事前審査で申告した内容と実際の書類に違いがある場合、
追加の確認が必要になったり、審査結果に影響したりする可能性があります。
⑤ 団体信用生命保険の加入条件を満たさなかった
住宅ローンでは、団体信用生命保険への加入が融資条件になっている商品があります。
健康状態などによって加入が認められない場合、
希望する住宅ローンを利用できないことがあります。
ただし、加入条件や取扱いは金融機関・商品によって異なります。
なお、住宅ローンの審査に通りにくい方の特徴については、
別の記事でも詳しくご紹介しています。
▶ 関連記事:「上尾市で新築購入、住宅ローン審査に通りにくい人の共通点とは?」
本審査が不安な方は、契約前に相談してください
「事前審査には通ったけれど、本審査が心配」
「転職を考えているけれど、住宅ローンに影響する?」
「自動車ローンがあるけれど、希望する新築一戸建てを購入できる?」
こうした疑問がある場合は、
購入する物件の売買契約を締結する前に相談することをおすすめします。
スマイノコト不動産では、上尾市・桶川市・さいたま市周辺の新築建売住宅を中心に、
住宅ローンのご相談も承っています。
お客様の勤務状況や借入状況、購入予定の物件などを確認しながら、
金融機関の選び方や今後の手続きを一緒に整理しています。
住宅ローンの審査結果を保証することはできませんが、
分からないまま手続きを進めないことが大切だと考えています。
まだ購入を決めていない段階でも、LINEでご相談いただけます。
売買契約後に本審査が通らなかったらどうなる?
新築建売住宅では、住宅ローンの事前審査が承認された後、
売買契約を締結し、その後に本審査を申し込むことが一般的です。
では、売買契約後に本審査が通らなかった場合、契約はどうなるのでしょうか。
ここで重要になるのが、住宅ローン特約です。
住宅ローン特約とは、
契約で定めた条件に従って住宅ローンの承認が得られなかった場合に、
売買契約を解除できるようにする取り決めです。
ただし、住宅ローンの審査に通らなければ、
どのような場合でも必ず契約を解除できるわけではありません。
契約書には、申込先の金融機関、借入金額、解除できる期限などが定められている場合があります。
また、買主が必要な審査手続きを行わなかった場合や、
審査に影響する重要な変更を金融機関に伝えていなかった場合などは、
住宅ローン特約による解除が認められるか問題になることがあります。
そのため、売買契約前に住宅ローン特約の内容と期限を確認しておくことが大切です。
購入申込みからお引渡しまでの流れについては、こちらの記事でもご紹介しています。
▶ 関連記事:「購入申込から引渡までのスケジュールを教えて!」
住宅ローンの本審査で落ちたら、もう家は買えない?
本審査で承認されなかったからといって、
すべての金融機関で住宅ローンを利用できなくなるわけではありません。
金融機関によって審査基準や融資条件は異なります。
状況によっては、別の金融機関への相談や、
借入希望額・購入予算の見直しなどを検討できる場合があります。
ただし、審査に通らなかった理由が必ず分かるとは限りません。
また、短期間に複数の金融機関へ次々と申し込むのではなく、
現在の状況を整理してから次の方法を検討することが大切です。
大切なのは、無理に住宅ローンを通すことではありません。
購入後も安心して返済を続けられる住宅ローンを選ぶことです。
よくあるご質問
Q. 事前審査に通ったら、本審査もほぼ通りますか?
事前審査に通ったことは前向きな材料ですが、
本審査の承認が保証されるわけではありません。
本審査では提出書類や担保評価などを詳しく確認するため、結果が変わる場合があります。
Q. 事前審査後に転職したら、必ず本審査に落ちますか?
必ず落ちるわけではありません。
転職後でも住宅ローンを利用できる金融機関はありますが、
勤務先や収入などの条件が変わるため、金融機関への確認が必要です。
Q. 本審査が終わったら、自動車ローンを組んでも大丈夫ですか?
本審査の承認後であっても、融資実行までに新たな借入れをすると、
融資条件に影響する可能性があります。
新たなローンを検討している場合は、必ず事前に金融機関へ確認しましょう。
Q. 事前審査は物件が決まってから受ければいいですか?
新築建売住宅では、購入申込みまでに
事前審査の承認を得ておくことをおすすめしています。
事前審査が通っていない場合、購入申込みを受け付けてもらえても、
物件を押さえてもらえないことがあるためです。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
▶ 関連記事:「上尾市で新築購入、住宅ローンの事前審査はいつ受ける?タイミングと流れを宅建士が解説」
まとめ|事前審査に通った後こそ、慎重に進めましょう
住宅ローンの事前審査に通っても、本審査で承認されないことはあります。
特に知っておきたいのは、次の3つです。
- 事前審査の承認後も、転職や新たな借入れには注意する
- 本審査では、購入する物件の担保評価も重要になる
- 売買契約前に住宅ローン特約の内容を確認しておく
住宅ローンは、金利だけでなく、審査の条件や手続きの進め方も大切です。
分からないことがあれば、契約前に一つずつ確認しておきましょう。
上尾市・桶川市・さいたま市で新築一戸建てをご検討中の方へ
スマイノコト不動産では、上尾市・桶川市・さいたま市周辺の新築建売住宅を中心に、
物件探しから住宅ローン、売買契約、お引渡しまでサポートしています。
住宅ローンのご相談では、お客様の状況に合わせて、
複数の金融機関の条件を比較しながらご案内しています。
また、新築建売住宅は仲介手数料無料でご紹介しています。
「事前審査は通ったけれど、本審査が心配」
「今の勤務状況で住宅ローンを借りられるか知りたい」
「気になる物件があるので、住宅ローンも含めて相談したい」
そんな方は、どうぞお気軽にご相談ください。
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